用途別スペック目安

ローカルLLM用パソコンのスペック目安

自分のPCでAIチャット(大規模言語モデル)を動かすローカルLLMは、グラフィックボードのVRAM(映像用メモリ)に「モデルが載るかどうか」がすべてを決める用途です。

動かしたいモデルのサイズが大きいほど、必要なVRAMも増えます。VRAMが足りないと、動作がとても遅くなったり、そもそも動かせなかったりします。

このページでは、小型から大型のモデルまで、必要なPCの目安と注意点をまとめました。

作業レベル別の推奨スペック

やりたい作業のレベルによって必要なPCは変わります。近いものの「推奨」を目安にしてください。

作業レベルCPU例GPU例メモリデスク一式の概算
小型Core i5-13400GeForce RTX 507016GB約23万円診断で見る →
中型Core i5-13400GeForce RTX 4070 Ti SUPER32GB約28.4万円詳しく見る ↓
大型Core i5-14400GeForce RTX 509064GB約64万円診断で見る →

この用途で効くパーツ

ローカルLLMで特に効くパーツを、効く順に並べました。

  1. グラフィックボード(GPU)
  2. メモリ
  3. CPU

13BはVRAM16GBが目安。足りないと動かない。

「中型」の必要スペック(最低限・推奨・余裕)

当サイトの診断エンジンによる目安です(デスクトップの場合)。パーツ例は「この線以上」の代表例です。

最低推奨余裕
CPU例Ryzen 5 5500GTCore i5-13400Core i5-14400
GPU例GeForce RTX 5060 Ti 16GBGeForce RTX 4070 Ti SUPERGeForce RTX 5090
メモリ16GB32GB32GB
ストレージSSD 1TBSSD 1TBSSD 2TB
推奨電源1000W〜850W〜1000W〜
一式の概算約20.2万円約28.4万円約58.5万円
体感の目安13Bをひとまず動かせます。13Bを快適に動かせます。余裕を持って動かせます。

別の作業レベルの詳しい目安は、診断ページで選び直して確認できます。

買う前に気をつけること

メモリは後から増やせる機種だと安心です。空きスロットと最大容量を確認しましょう。

特にノートは、メモリが基板直付けで増設できない機種があります。

選んだ用途のうち、動画編集やAIなどは専用GPU(グラフィックボード)が必要です。型番付きのGPU(例:GeForce RTX)が入っているか確認しましょう。

こうした用途は、CPU内蔵のグラフィック機能では実用にならない、または極端に遅いことがあります。

AIでは型番より先に、VRAM(映像用メモリ)の容量を確認しましょう。

同じ型番でも8GB版と16GB版があり、別物です。VRAMが足りないと、動かしたいAIが起動すらできないことがあります。

メモリとSSDが高騰中です(2026年時点)。増設できる構成なら、最初は控えめにして後から足すのも手です。

AIサーバー需要と円安で価格が上がっています。ただしノートなど増設できない機種は、最初から必要な容量を積みましょう。

注意点の一覧と「そろえるものリスト」の全体は診断結果で確認できます。

ノートで考えるなら

VRAM16GBが要るのでデスクトップが安心です。

ノートの目安(「中型」の推奨ライン): CPU例 Core i7-1370P/メモリ 32GB/完成品の価格帯 約35〜60万円。 詳しくはノートで診断 →

よくある質問

Q. VRAMとモデルの大きさはどう関係しますか?

A. ローカルLLMは、モデル全体をVRAMに載せられると快適に動きます。モデルが大きい(パラメータ数が多い)ほど必要なVRAMも増え、載りきらないと速度が大きく落ちます。動かしたいモデルのサイズに合わせてVRAMを選ぶのが基本です。

Q. NVIDIA以外のグラフィックボードでも動きますか?

A. 動く場合もありますが、ローカルLLMでもNVIDIA製(CUDA)が対応の広さで有利です。特にこだわりがなければ、情報も多くトラブルの少ないNVIDIA製をおすすめします。

Q. ノートPCでも動かせますか?

A. 小型のモデルなら、VRAMのあるゲーミングノートで動かせます。ただし大型のモデルは大量のVRAMが必要で、ノートでは現実的に難しくなります。大きなモデルを狙うならデスクトップを検討してください。

Q. グラフィックボードがなくても動きますか?

A. CPUとメモリ(RAM)だけでも動かすことはできますが、速度がとても遅くなります。実用的な速さで使いたいなら、VRAMのあるグラフィックボードがほぼ必須と考えてください。

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パーツ例・価格は PassMark 等の公開ベンチマークと実売価格帯を参考にした目安です(データ更新: 2026-07)。購入時は必ず販売サイトで最新の仕様・価格をご確認ください。